2026-08-06

人材紹介会社から推薦が来ない理由とは?エージェント運用の改善ポイントを解説

(株)uloqo 代表取締役 関川 懸介

この記事の監修者:(株)uloqo 代表取締役 関川 懸介

「人材紹介会社と契約しているのに推薦が来ない」「以前より紹介数が減った」「紹介会社を増やしたのに採用が進まない」。こうした相談は珍しくありません。

まず押さえておきたいのは、推薦が来ない背景には、採用市場の変化という大きな外的要因があることです。ダイレクトリクルーティング媒体の利用企業が増え、候補者には日々多くのスカウトが届くようになりました。その結果、スカウトを送っても返信が得られず、返信があってもカジュアル面談後に離脱するといった状況が増えています。

こうした環境下で、短期的に母集団を形成できる手段として人材紹介会社への依頼が集中しています。紹介会社側から見れば、同じようなターゲットを求める企業から大量の求人を預かっている状態です。以前のように「求人票を渡し、紹介をお願いします」と依頼するだけで推薦が集まる環境ではありません。

推薦を増やすには、求人情報を整えるだけでなく、人材紹介会社がどの求人を優先するのか、その事業構造と社内の動きを理解したうえで、運用を設計する必要があります。本記事では、推薦が止まる理由を構造的に整理し、紹介会社ごとにどこを改善すべきかを具体的に解説します。


この記事の目次
  1. 人材紹介会社から推薦が来にくくなっている背景
  2. 人材紹介会社から推薦が来ない主な理由
  3. 推薦が止まっている場所を特定する
  4. 推薦を増やすために重要なのは「ターゲット想起」
  5. 人材紹介会社から推薦を増やす具体的な改善方法
  6. 人材紹介会社を増やせば推薦数が増えるとは限らない
  7. エージェント運用で管理すべきKPI
  8. エージェント運用を改善するメリット
  9. エージェント運用を支援するおすすめサービス5選
  10. 人材紹介会社からの推薦・エージェント運用に関するよくある質問
  11. まとめ

人材紹介会社から推薦が来にくくなっている背景

ダイレクトリクルーティングの普及によって、企業が候補者へ直接接触できる機会は増えました。一方で、媒体の利用企業が増えたことで候補者への接触量も増え、返信率は下がりやすくなっています。採用担当者がスカウトだけでは必要な応募数を確保できず、人材紹介会社へ再び期待を寄せるケースも増えています。

しかし、人材紹介会社が保有する候補者数や、担当者が使える時間は無限ではありません。同じ候補者に複数の求人を提案できる以上、担当者は「候補者が応募しやすい求人」「選考が進みやすい求人」「決定したときの売上が大きい求人」を優先します。

つまり、推薦が来ないのは担当者のやる気だけの問題ではありません。限られた候補者と稼働を、成果につながりやすい求人へ配分するという、人材紹介会社の事業構造によって起きています

人材紹介会社が求人を優先する基準

人材紹介会社に積極的に動いてもらうには、まず「その会社にとって付き合う価値がある求人か」を理解する必要があります。大きく分けると、紹介会社は次の二つの軸で求人を見ています。

評価軸 主な判断材料 紹介会社側の見方
商売としての合理性 採用人数、想定年収、紹介手数料、採用継続性、要件難易度 決定時の売上が見込めるか。継続的に候補者を紹介できるか
決めやすさ 情報量、求人の独自性、候補者への訴求材料、選考スピード、面接体験 候補者へ提案しやすく、応募・内定・承諾まで進めやすいか

採用人数が多い、年収が高い、要件が比較的広いといった求人は、商売上の合理性があります。一方、情報が十分に提供され、他社との違いが明確で、選考が速く、候補者体験も良い求人は、決定まで進めやすい求人です。どちらの軸でも弱い場合、担当者が優先する理由は生まれません。

また、人材紹介は人が介在するビジネスです。経営層同士の関係、企業担当者との信頼関係、連絡のしやすさなども、実際の優先順位に影響します。合理性だけでなく、「この担当者のために頑張りたい」と思われる関係をつくることも無視できません。


人材紹介会社から推薦が来ない主な理由

推薦が止まる企業には、いくつか共通した状態があります。個別の問題として見るのではなく、紹介会社が候補者へ求人を提案し、意思を回収し、選考を進める一連の流れを妨げていないかという視点で確認することが重要です。

採用要件が複雑で、厳しすぎる

初回の求人説明で、必要な経験、スキル、資格、人物像を大量に並べてしまう企業は少なくありません。しかし、人材紹介会社の企業担当者は、1日に複数の企業と打ち合わせをし、多数の求人を受け取っています。企業側が1から10まで丁寧に説明したつもりでも、実際に記憶されるのは1か2程度と考えた方が現実的です。

さらに、その情報は企業担当者から、候補者と直接接する求職者担当者へ共有されます。条件が多く、優先順位が分からない求人は、社内で正確に伝言されません。「難しそう」「紹介しても通過しなさそう」と受け取られ、候補者がいても別の求人へ流れてしまいます。

  • 必須条件と歓迎条件が分かれていない
  • 経験年数、業界、企業規模、役職、資格などの条件がすべて必須になっている
  • 人物像が抽象的で、どの経歴なら通過するのか判断できない
  • 条件の背景や、緩和できる範囲が共有されていない

要件を詳細に伝えること自体が問題なのではありません。紹介会社が候補者を見た瞬間に、対象かどうかを判断できるよう、重要度と優先順位を整理して伝える必要があります。

候補者へ伝える情報が不足している

人材紹介会社は、企業から受け取った情報をもとに候補者へ求人を提案します。求人票に仕事内容と条件しか書かれていなければ、担当者は「なぜこの会社を受けるべきか」を説明できません。競合求人では、組織課題、募集背景、経営方針、仕事の面白さ、入社後のキャリアまで提供されているのに、自社だけ情報が限定的であれば、提案の優先順位は下がります。

  • なぜこのポジションを採用するのか
  • 入社後に任せたい役割と、最初の6か月で期待すること
  • 競合企業と比べたときの仕事・事業・組織の違い
  • 候補者の志向別に、どの魅力を訴求すべきか
  • 活躍している社員の経歴や入社理由
  • 選考で重視する点と、過去に不採用になった理由

情報量は多ければよいわけではありません。担当者が候補者へそのまま使える言葉に整理されていることが重要です。

年収や待遇が弱いうえに、要件難易度も高い

年収や待遇が市場相場より低いことは、推薦を難しくする要因の一つです。ただし、条件が低いだけで必ず推薦が止まるわけではありません。問題は、条件競争力が弱いにもかかわらず、採用要件が狭く、情報提供も少なく、選考も遅いといった複数の不利が重なることです。

同じ候補者を紹介できる企業がほかにもある場合、人材紹介会社はより応募意思を得やすく、決定可能性の高い求人を優先します。年収を上げられない場合は、働き方、裁量、役割、キャリア、事業の独自性など、別の軸で応募理由をつくる必要があります。

求人を依頼したまま放置している

求人説明を一度行い、その後は推薦を待つだけという運用では、紹介会社の記憶からすぐに薄れていきます。担当者は日々新しい求人を受け取っており、定期的に接点がある企業や、採用意欲が明確な企業を優先します。

一度推薦を受けても、書類選考の結果が返ってこない、不採用理由が共有されない、問い合わせへの返信が遅いといった状態が続けば、「紹介しても次につながらない企業」と認識されます。初期の推薦が止まったあとに、紹介会社へ催促するだけでは改善しません。

選考スピードと候補者体験に問題がある

人材紹介会社は、企業との関係だけでなく、候補者との信頼関係も守る必要があります。紹介先の選考が遅い、面接で一方的に見極められる、事前説明と実態が違う、合否理由が不明確といった経験が続けば、その企業を候補者へ勧めにくくなります。

  • 書類選考に1週間以上かかる
  • 面接候補日の提示が遅い、または候補日が極端に少ない
  • 面接官によって説明や評価基準が異なる
  • 候補者の質問に十分答えられず、魅力付けができていない
  • 面接後のフィードバックや合否連絡が遅い

選考体験が悪い企業へ候補者を紹介することは、紹介会社にとって自社の信用を損なうリスクがあります。推薦を増やすには、紹介前の情報だけでなく、紹介後の体験まで整える必要があります。


推薦が止まっている場所を特定する

エージェント運用でよくある失敗は、推薦が少ないという結果だけを見て、求人説明会を増やす、紹介手数料を上げる、契約社数を増やすといった施策を一律に実施することです。実際には、人材紹介会社ごとに推薦が止まる場所は異なります。

まず、次の三段階に分けて確認します。

段階 確認すること 起きている状態 主な打ち手
1. 集客 対象候補者を保有・集客できているか そもそもターゲット候補者が少ない 担当領域の見直し、別部門・別担当との接続、新規紹介会社の追加
2. 打診 候補者に自社求人を提案しているか 候補者はいるが、ほかの求人が優先されている 要件の簡素化、求人の優先順位づけ、訴求材料の提供、担当者との関係強化
3. 意思回収 打診後に応募意思を得られているか 提案はされているが、候補者が応募しない 候補者の懸念分析、条件・魅力の再設計、説明資料やトークの改善

集客が弱い紹介会社に対して、求人の魅力説明を繰り返しても推薦は増えません。反対に、候補者を十分保有しているのに打診されていない場合は、紹介会社内で自社求人の優先順位を上げる必要があります。応募意思が得られていない場合は、候補者の反応を確認し、訴求内容や条件を変える必要があります。

大前提となる情報提供、求人の魅力化、選考スピード、具体的なフィードバックは、現在ではできていて当然の運用です。それだけで推薦が増えるとは限りません。紹介会社ごとの内部KPIや担当組織の力学を把握し、どこで止まっているかを特定して初めて、打ち手を選べます

紹介会社ごとの内部事情を把握する

同じ人材紹介会社でも、部署、担当領域、企業担当者、求職者担当者によって保有候補者や注力求人は異なります。また、自社と同じ業界・職種の競合企業とすでに深い取引がある場合、情報量、決定実績、担当者との関係性で後れを取っている可能性があります。

  • 同じターゲットを募集する取引先が何社あるか
  • その中で、どの企業の決定実績が多いか
  • 競合企業と比べて、自社から提供している情報は十分か
  • 紹介会社内で、自社求人を理解している担当者は誰か
  • 自社求人は、どの求職者担当者まで共有されているか
  • 候補者を保有しているのに打診していないのか、打診しても応募意思が取れないのか

こうした情報を把握すると、「紹介会社全体が弱い」のではなく、「特定職種の集客はあるが、自社が想起されていない」「企業担当者は理解しているが、求職者担当者まで情報が届いていない」といった具体的な課題が見えてきます


推薦を増やすために重要なのは「ターゲット想起」

人材紹介会社から継続的に推薦を得るうえで最も重要なのは、対象となる候補者が現れたときに、自社求人を思い出してもらえる状態をつくることです。

担当者が候補者の経歴を見た瞬間に、「この人ならあの会社に提案できる」と判断できなければ、候補者は別の求人へ紹介されます。そのためには、採用要件を非常に分かりやすく、端的に示す必要があります。

  • 対象となる経歴を、具体的な企業・職種・業務経験で示す
  • 絶対に必要な条件を2~3点に絞る
  • 条件を満たさなくても検討できる例外パターンを示す
  • 候補者の志向別に、使うべき訴求を整理する
  • 過去の通過者・不採用者の具体例を共有する

「コミュニケーション力が高い人」「自走できる人」といった抽象的な人物像だけでは、想起は生まれません。紹介会社が保有する候補者データと結びつく言葉に変換する必要があります。

競合が取り切れていない層に、意図的に間口をつくる

紹介会社内で自社求人の優先順位を上げる方法の一つが、競合企業が採用していない層を受け入れることです。たとえば、多くの企業が年齢を理由に50代前半を対象外としている職種で、自社が経験を重視して選考対象にするとします。紹介会社にとっては、ほかに提案先が少ない候補者を紹介できる貴重な求人になります。

このような求人で早期に書類通過や採用決定が生まれると、紹介会社内で「この職種ならこの会社」という想起が形成されます。その後、当初狙っていた年齢層や経験層についても、自然に推薦されやすくなります。

もちろん、年齢だけを広げればよいという話ではありません。自社が評価できる経験、働き方、地域、業界、雇用形態などを洗い出し、競合が取り切れていない層の中に、自社が採用できる余地がないかを検討することが重要です。


人材紹介会社から推薦を増やす具体的な改善方法

採用要件を「一目で判断できる形」にする

詳細な求人票とは別に、紹介会社が候補者を選ぶための簡潔な要件シートを用意します。情報量を減らすのではなく、判断順序を明確にすることが目的です。

  • 最優先の必須条件:2~3点
  • 歓迎条件:該当すれば評価する条件
  • 代替可能な経験:業界経験がなくても検討できる経歴
  • 対象外条件:推薦前に確認してほしい条件
  • 通過例・見送り例:経歴と判断理由

求人を理解してもらうために情報を足し続けるのではなく、「誰を紹介すればよいか」を最短で判断できるように設計します。

候補者への提案に使える情報を提供する

求人説明会では、自社の沿革やサービスを一方的に説明するだけでは不十分です。紹介会社が候補者へ話す場面を想定し、応募理由になる情報を渡します

  • この会社へ転職することで、何が変わるのか
  • 同じ職種の競合求人と比べて、どこが違うのか
  • 候補者が懸念しやすい点と、その回答
  • どの志向の候補者に、どの魅力が刺さるのか
  • 面接で誰と何を話せるのか

説明後に「この求人を、どのような候補者へ提案できそうか」を紹介会社側に確認すると、理解のずれや訴求不足をその場で修正できます。

選考結果を速く、具体的に返す

書類選考や面接の結果は、合否だけでなく、次の推薦精度を上げるための情報です。特に初期推薦へのフィードバックは、その後の推薦数を左右します。

  • 評価できた経験と、懸念になった経験
  • 必須条件のどこが不足していたか
  • 次回はどのような候補者を優先してほしいか
  • 要件を満たしていなくても評価できる例外

回答が遅い場合、紹介会社は候補者を待たせることになり、自社への推薦をためらいます。目安として、書類選考は2営業日以内、面接結果は翌営業日から2営業日以内を基本とし、難しい場合も回答予定日を共有します。

定例ミーティングを「実行を決める場」に変える

紹介会社とのミーティングが、状況確認やアイデア交換だけで終わっているケースは少なくありません。「候補者が少ないですね」「要件を少し広げましょう」と話しても、実行まで時間がかかれば、担当者の優先順位はすぐに別の求人へ移ります。
ミーティングでは、次のアクション、担当者、期限、目標推薦数まで決めます。

  • どのターゲットへ、誰が、いつまでに打診するか
  • 企業側が追加提供する情報や資料は何か
  • 要件変更をいつ反映するか
  • 次回までに何件の打診・推薦を目指すか
  • 推薦が増えない場合、次に何を確認するか

実行スピードそのものが、紹介会社に対する採用意欲のシグナルになります。

紹介会社ごとに役割と期待値を設定する

すべての紹介会社へ同じ求人を一律に依頼する必要はありません。各社の集客経路、得意職種、保有層、決定実績をもとに、期待する役割を分けます。

  • 特定職種の即戦力層を期待する会社
  • 未経験・ポテンシャル層を期待する会社
  • 地方や特定エリアの採用を期待する会社
  • ハイクラスや管理職層を期待する会社
  • 新しいターゲットの市場反応を確認する会社

役割が明確になると、紹介会社側もどの候補者を優先して提案すべきか判断しやすくなります


人材紹介会社を増やせば推薦数が増えるとは限らない

推薦が少ないとき、契約する紹介会社を増やすこと自体は選択肢の一つです。現在の取引先がターゲット候補者を集客できていない場合や、特定職種に強い紹介会社が不足している場合は、新規契約が必要です。

一方、既存の紹介会社が候補者を保有しているのに、自社求人を打診していない、または応募意思を回収できていない場合は、社数を増やしても同じ問題が再現されます。

重要なのは、「既存紹介会社を深耕すべきか」「新しい紹介会社を追加すべきか」を、推薦数だけで判断しないことです。集客・打診・意思回収のどこに課題があるかを確認し、必要に応じて契約社数を増減させます。


エージェント運用で管理すべきKPI

紹介会社の成果を推薦数だけで評価すると、課題を誤認します。少なくとも次の数値を、紹介会社別・職種別・月別に確認します。

  • 対象候補者の保有・集客見込み
  • 候補者への打診数
  • 打診から応募意思回収までの率
  • 推薦数
  • 書類通過率
  • 一次面接設定率・実施率
  • 各選考の通過率
  • 内定率・内定承諾率・入社率
  • 書類選考・面接結果の回答リードタイム

たとえば推薦数が少なくても、打診数自体が少ないのか、打診しても応募意思を得られていないのかで、打ち手は変わります。また、推薦数が多くても書類通過率が極端に低い場合は、要件理解や候補者選定に問題があります。

数値を可視化したうえで、成果の高い紹介会社には情報提供や採用枠を集中し、伸び悩む紹介会社とは課題と改善期限を合意します


エージェント運用を改善するメリット

エージェント運用の改善は、単に推薦数を増やす取り組みではありません。候補者を紹介してもらい、選考を進め、承諾までつなげる採用プロセス全体の改善です。

推薦数と採用数の見通しが立ちやすくなる

紹介会社ごとに集客力や推薦可能数を把握できると、必要な母集団と採用数の見通しを立てやすくなります。推薦が不足する前に要件変更や新規紹介会社の追加を判断できるため、採用計画の遅れを防ぎやすくなります。

推薦の質が上がる

要件を簡潔にし、具体的なフィードバックを返すことで、紹介会社の候補者選定精度が上がります。推薦数だけでなく、書類通過率、面接通過率、内定率の改善につながります

採用担当者の工数を最適化できる

成果の出ない紹介会社へ一律に連絡するのではなく、課題と期待値に応じて接点を設計できます。定例ミーティング、求人説明、フィードバックの対象を整理し、採用担当者が本来行うべき要件設計や選考改善へ時間を使えるようになります。


エージェント運用を支援するおすすめサービス5選

採用人数が多い場合や、紹介会社ごとの数値管理、求人説明、フィードバック、定例ミーティングまで社内で対応できない場合は、採用代行(RPO)サービスを活用する方法があります。ここでは、エージェント運用や採用実務を支援する代表的なサービスを紹介します。

サービス名 特徴 おすすめの企業
uloqo 採用戦略、エージェントごとの課題分析、運用実行まで一気通貫で支援 推薦数だけでなく、採用決定までの運用を改善したい企業
マンパワーグループ RPO グローバルで豊富な採用支援実績 大規模採用を行う企業
パーソルキャリア RPO 必要な業務のみ柔軟に委託可能 採用担当者の負担を軽減したい企業
ネオキャリア 新卒・中途採用を幅広く支援 採用業務全体を効率化したい企業
キャリアマート 採用事務・オペレーションに強み 一部業務のみ委託したい企業

 

1.uloqo

uloqoは、採用戦略の立案から採用実務、改善提案まで一気通貫で支援する採用代行(RPO)サービスです。単に人材紹介会社へ連絡するのではなく、紹介会社別・職種別のデータをもとに、集客、候補者への打診、応募意思回収、選考のどこに課題があるかを分析し、改善施策の実行まで支援します。

  • 採用要件の整理と、紹介会社向け要件シートの作成
  • 求人説明会・定例ミーティングの設計と実施
  • 紹介会社ごとのKPI設計・数値分析
  • 候補者への訴求材料、求人票、説明資料の改善
  • 選考フィードバックと紹介精度向上の運用
  • 既存紹介会社の深耕と、新規契約すべき紹介会社の選定

推薦が少ない原因を特定できていない企業や、紹介会社との打ち合わせは行っているものの実行まで進まない企業、複数職種・複数社の運用をまとめて改善したい企業に適しています

2.マンパワーグループ RPO

マンパワーグループは、世界各国で人材サービスを展開しています。RPOサービスでは、採用戦略の立案から応募者対応、面接調整、エージェント管理まで幅広い業務を支援しており、大量採用や全国規模の採用プロジェクトに適しています。

3.パーソルキャリア RPO

パーソルキャリアのRPOサービスは、エージェント対応、応募者対応、面接日程調整、母集団形成、採用事務など、必要な業務を切り出して依頼しやすい点が特徴です。自社主導で採用活動を進めながら、一部業務の負担を軽減したい企業に向いています。

4.ネオキャリア

ネオキャリアは、新卒・中途採用の双方に対応し、求人媒体運用、ダイレクトリクルーティング、人材紹介会社とのやり取り、応募者対応など、採用業務を幅広く支援しています。採用人数が多く、採用業務全体を効率化したい企業に適しています。

5.キャリアマート

キャリアマートは、応募者対応や面接日程調整など、採用事務・採用オペレーションの支援に強みを持つサービスです。繁忙期のみの利用や、一部業務を外部へ委託したい企業に向いています。


人材紹介会社からの推薦・エージェント運用に関するよくある質問

人材紹介会社は何社くらい利用するべきですか?

適切な社数は、採用職種、地域、採用人数、既存紹介会社の集客力によって異なります。重要なのは社数そのものではなく、必要なターゲットを集客できる紹介会社が揃っているか、各社と成果が出る関係を構築できているかです。既存各社の集客・打診・意思回収の状況を確認し、不足する領域がある場合に追加契約を検討します

推薦が急に減った場合は、何を確認するべきですか?

まず、紹介会社側で対象候補者の集客が減ったのか、候補者はいるが自社求人を打診していないのか、打診しても応募意思を得られていないのかを確認します。そのうえで、採用要件、条件競争力、情報提供量、選考スピード、直近のフィードバック内容に変化がなかったかを見直します。

エージェントとの定例ミーティングは実施した方がよいですか?

推薦を増やしたい紹介会社や、課題が明確な紹介会社とは実施した方がよいでしょう。ただし、情報交換だけで終わらせず、次回までの打診対象、企業側の提供物、期限、目標推薦数を合意することが重要です。成果が安定している紹介会社とは、必要に応じて頻度を調整します。

求人説明会を実施しても推薦が増えないのはなぜですか?

説明会で企業情報を伝えても、紹介会社内に対象候補者がいない、候補者へ打診されていない、打診しても応募意思を得られていない場合は推薦につながりません。また、説明内容が詳細すぎて、誰を紹介すべきか分からなくなっている可能性もあります。説明後は、紹介可能な候補者像と次のアクションまで確認する必要があります。

エージェントコントロールとは何ですか?

エージェントコントロールとは、人材紹介会社へ一方的に依頼や催促をすることではありません。各社の集客力、社内体制、候補者への打診状況、応募意思回収、選考実績を把握し、必要な情報・要件・選考運用を調整することで、推薦数と採用決定数を最大化する取り組みです。


まとめ

人材紹介会社から推薦が来ない背景には、ダイレクトリクルーティングの普及による採用競争の激化と、人材紹介会社への求人集中があります。現在は、求人票を渡して依頼するだけで推薦が集まる状況ではありません。

まず、人材紹介会社が求人を「商売として合理的か」「決めやすいか」という視点で評価していることを理解する必要があります。そのうえで、採用要件を端的にし、候補者への訴求材料を提供し、選考を速く進め、具体的なフィードバックを返すことが基本です。

さらに、紹介会社ごとに、候補者の集客、求人の打診、応募意思回収のどこで止まっているかを確認し、課題に応じた施策を実行します。最終的に目指すべきなのは、対象候補者が現れたときに「この人ならこの会社」と想起してもらえる状態です。

エージェント運用は、関係性だけでも、数値管理だけでも改善しません。紹介会社の事業構造と内部の動きを理解し、要件、情報、選考、コミュニケーションを一体で設計することが、継続的な推薦と採用決定につながります

alt="採用戦略から実務運用まで支援する採用代行サービス"

(株)uloqo 代表取締役 関川 懸介
この記事の監修者:(株)uloqo 代表取締役 関川 懸介

リクルートグループの人材斡旋部門において従事したのち、2016年4月、株式会社uloqoを設立。
経営・各事業の管掌・営業、マーケティング部門の管掌を担う。
2022年4月、同社を株式会社プロジェクトカンパニーへと売却し、プロジェクトカンパニーグループに参画 エンタープライズ部門の部長を兼任。
2024年6月、MBOを経て、再度商号をuloqoに変更。代表取締役に就任。

 
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